みなさん、こんにちは！
今回は「黒トリュフと白トリュフの違い」について話したいと思います！
どちらも高級食材でなかなか食べる機会はないと思いますが、
食べられる機会が訪れたときのために知っておくと
貴重な食事をより楽しむことができるかもしれません。
限られた季節や土地でしか栽培できないゆえの希少さから、
高級食品愛好家の間で珍重されているトリュフですが、
実は世界には何百ものトリュフの種類があると言われています。
ただしそのうち食用にされるのは10種類以下。
その中でも最もよく知られているのは、黒トリュフと白トリュフの2種類です。
黒トリュフも白トリュフも、共通してヨーロッパが原産です。
白トリュフは主にイタリアの北西部と
中部のピエモンテ州とトスカーナ州でごくわずかに採取されます。
対して黒トリュフの原産地はフランスで、
中南部のペリゴール地方を中心として栽培されています。
白トリュフは非常に特殊な環境でしか育たないため、価格が高騰し、
黒トリュフよりも高値で売買されています。
一方の黒トリュフは白トリュフに比べてもう少し生育環境に柔軟性があり、
植菌により人の手で栽培することも可能なため、少し値段は安くなります。
生育環境の他にも、栽培できる期間も白と黒とで異なります。
白トリュフの栽培期間は9月から1月までで、
10月下旬から11月に収穫のピークを迎えます。
黒トリュフの収穫期は12月から3月で、
1月と2月にピークを迎えます。
また、外見的特徴や味も白と黒で異なります。
白トリュフは、わずかに黄色みを帯びた滑らか表面をしています。
また、味が刺激的で、ムスクやニンニクに似た香りや風味があると言われます。
刺激的な白トリュフの味と香りは料理を圧倒してしまうので、
通常はパスタの上に控えめに乗せたり、添え物として使ったりします。
黒トリュフは、木の皮のようなざらざらした硬い表面に覆われています。
味は白トリュフよりも繊細で、土のような香りがし、
わずかにナッツのような香りが漂います。
黒トリュフは、ソースに溶かし込むと料理を程よく風味付けしてくれます。
トリュフにはさまざまな種類がありますが、
白・黒だけでも適した使い方が異なりますので、
料理をする際には上手に使い分けてみてくださいね。
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