みなさん、こんばんは!
私たちの感情には良いものもあれば悪いものあります。
たとえば良い感情としては喜び、楽しみ、安心など、
悪い感情としては不安、恐怖、イライラ、落ち込みなど。
このような感情は誰もが持っているものですが、
多くの場合、悪い感情は悪い結果につながってしまうものです。
中でも「イライラ」の感情は自分だけでなく、
周りの人にも大きな悪影響が及ぼすことが多々ありますし、
日々の生活の中で高頻度に現れますから、
できるかぎり対処して抑えたい感情と言えます。
イライラは、日々の取り組みによって抑えることができ、
不安、恐怖、落ち込みなど他の負の感情よりも実は対処しやすいものです。
以下に「イライラを抑える3つの取り組み」をご紹介しますので、
イライラしやすい人はぜひ試してみてください。
取り組みの1つ目は「ゆっくり歩く」ということ。
以前の記事でもお話しましたが、
人は行動と感情が密接につながっていて、
速く歩く人は焦ってイライラしやすくなります。
特に都会暮らしの人は歩くスピードが速くなりがちです。
ゆっくり歩くことで心が平穏に向かっていきますので、
周りよりも少し遅いスピードで歩くよう心がけてみましょう。
2つ目は「イライラした時に6秒待つ」こと。
これはアンガーマネージメントの基本的な取り組みの1つで、
イライラは6秒でピークに達することから、
イライラした時に6秒待つことでイライラ感を抑えることができます。
何もせずグッと6秒我慢するのもよいですが、
その際に、何か他のことを考えてみるのもおすすめです。
たとえば、人に嫌なことを言われてイライラした時には、
その人に対して“嫌味を言う性格でかわいそう“、
“何か嫌なことがあったのかな”など、その人の背景に意識を向けて
イライラという感情から意識を反らすようにします。
3つ目は「マインドフルネス運動を取り入れる」こと。
主な運動として瞑想やヨガがありますが、
瞑想やヨガには心身のリラックス効果だけでなく、
感情のコントロールもしやすくなります。
これは瞑想やヨガを通して、
自分の感情に気づけるようになるためです。
瞑想やヨガについては継続しなければ効果が薄く、
継続するほど効果が大きくなっていくので、習慣的に行うことが大切です。
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