みなさん、こんにちは!
今回は「部屋の状態とQOL(生活の質)との関係」についてです。
私たちの生活の基盤となるものに「衣食住」の3つがありますが、
この中でも特に重要となるのが住、つまりは住まいです。
家は最もリラックスできる場所で、
一日の半分以上を家で過ごすことになります。
ですから、家の状態、家族でお住まいの方は自分の部屋の状態によって、
QOLが大きく変化することになるのです。
たとえば部屋が汚いと、動くスペースが限られたり、
探し物を見つけにくくなったりと、
無意識的にも精神的なストレスがかかってしまうものです。
また、部屋の色や温度・湿度、匂いなども大切で、
部屋の色が黒色だと圧迫感を感じて不安になりやすかったり、
カラフルだと落ち着きにくくなりますし、
暑すぎたり寒すぎたりすると心身の疲労につながってしまいます。
最もリラックスできるはずの部屋でも、
部屋の状態が悪いとゆっくりと休まることができず、
場合によってはQOLが著しく低下してしまいますので、
部屋の状態にはしっかりと配慮することが大切です。
中でも実践して頂きたいのが整理整頓と掃除です。
部屋が汚いと精神的なストレスがかかりますが、
それだけでなく、心の状態にも作用し、
気分が落ちやすくなったり、無気力になったり、
勉強や仕事のパフォーマンス低下を招きます。
ですから、部屋が散らかって汚い場合には、
まずは片付け、その状態を維持するようにしましょう。
部屋の配色については、
緑色、青色、オレンジ色が特に癒しの効果がありますので、
これらの色を増やしてあげるとリラックス効果が高まります。
温度は夏場で25~28℃、冬場で18~22℃、
湿度は夏場で45~60%、冬場で55~65%が最適です。
特に湿度については軽視している方が多いように感じますので、
温湿度計を用いて両方をしっかりと調整することをおすすめします。
匂いにおいては、不快な匂いがある場合は取り除くように努め、
現状が無臭でもアロマを焚くなどして、
よりリラックスしやすい環境を作ってみましょう。
アロマの香りには種類ごとに特徴がありますが、
自分が好きな香りが嗅ぐことが最もリラックスできますので、
自分の好きな香りのアロマを用いるのがおすすめです。
部屋の状態はQOLに大きく影響しますから、
リラックスできる部屋作りに取り組むようにしましょう。
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