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他者の意思決定を左右する、ハロー効果

みなさん、こんにちは!

 

前回、前々回と立て続けに、

ピグマリオン効果ザイオンス効果」についてお話しました。

 

今回は「ハロー効果」をご紹介したいと思います。

 

ハロー効果とは、身に着けているや体格、顔などの外見、

立ち居振る舞い、話し方など、

表面的な要素が意思決定に影響を与えるという心理法則です。

 

主にプレゼンやセールスなどで人と話して、

自分の意見を通したい時や面接で評価してもらいたい時に

意識すべき心理法則となります。

 

たとえば、全く同じ内容のプレゼンをする時、

スーツを着ているのか、はたまたスウェットを着ているのかで

説得力が変わるというのは何となく理解できるかと思います。

 

これと同じように、ハキハキと喋るのか、小さな声でボソボソと喋るのか、

内容が全く同じでもそれらの表面的な違いが全体の意思決定を左右します。

 

ある心理実験では堂々とした態度で間違ったことを話す人と、

自信なさそうに正しいことを話す人のどちらの指示に従うかを調べたところ、

多くの人が間違ったことを言う人に従ったというのです。

 

このことから、本質的な部分よりも表面的な部分の方が

意思決定に対する影響度が大きいということがわかります。

 

背筋を伸ばして堂々とした態度で大きな声でハキハキ喋る、

綺麗な身のこなしをするなど、

人と話す時は表面的な部分に注意を払うことで、

自分にとって有利に話を進められる可能性が高くなります。

 

ですから、ハロー効果はコミュニケーションを主体とする

ビジネスにとても役立つ心理法則なのです。

 

ただ、絶対に忘れてはいけないのは、

本当に大事なことは本質的な部分であるということです。

 

上辺のテクニックで他者の評価を上げても、

あなた自身が変わらなければ結局何も変わりませんし、

その後に期待外れだったと悪印象を持たれてしまうリスクもあります。

 

ですので、本質的な中身は磨きつつも、

それをうまく使うためにうまく伝えるために有効な方法である

ということを踏まえた上で実践してみてくださいね。

 
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