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鹿児島県の郷土菓子紹介!その1「かるかん」

みなさんこんにちは!

突然ですが、かるかんという和菓子を聞いたことはありますか?

 

この前、出張で鹿児島県を訪れる機会があったんですが、

そこで食べた伝統菓子がかるかんというものでした。

 

とても美味しかったので、

まだ知らない方のためにもかるかんについてお話したいと思います!

 

かるかんという和菓子の原材料は、かるかん粉・自然薯(大和芋)・水・砂糖です。

 

1960年代から作られていたとされるかるかんですが、

保存食の研究から生まれたとされる説が有力です。

 

かるかんの生まれのシラス台地は、台風などの自然災害に見舞われやすく、

作物被害が多い地理的環境にありました。

しかし、そんな中でも自生していた自然薯を材料としたことから

かるかんの和菓子が根付いたとされています。

 

製法としては、古くから鹿児島で使われていた「ふくれ菓子」という

今でいう蒸しパンのようなお菓子の製法を参考にして作られたと言われています。

 

ちなみに、かるかんの名前の由来は「生地を蒸すと軽くなる」という特徴からとって

「軽い羹(羊羹)」からきているそうです。

 

昔は砂糖は非常に高価なものとされていたので、

かるかんを食べるのは大名などの位の高い人間だけでした。

庶民の間でも食べられるようになったのは明治時代に入ってからだそうで、

その後は餡子を中に包んだ「かるかんまんじゅう」が一般的になり、

今ではお土産として人気の郷土菓子になっています。

 

私の食べたものもかるかんまんじゅうで、中に餡子が入っていました。

 

ふっくらとして山芋特有のもちもちとした食感も合わさって、

生地自体にもほのかに甘みがあり、とても美味しかったです。

軽くて持ち運びやすいので、家族や職場の人にお土産として数箱買いました。

 

このかるかん、ものによっては生地にインゲンや黄な粉を使用しているものもあり、

彩り豊かで可愛らしいセットも販売していました。

 

鹿児島に立ち寄る機会があったら是非試食してみてください!

 

ちなみに、もう一つ鹿児島で食べたものがあるので、

そちらについては次回のブログで話したいと思います!

 
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