みなさん、こんにちは!
SARAスクールでは食に関する講座を多数ご用意しております。
そんな食についての豆知識として、今回は生ハム原木について話したいと思います。
皆さんは、生ハム原木とは何か知っていますか?
イタリアンレストランやバルなんかで見たことがある方もいるかもしれません。
生ハムを提供するときに出てくる、大きなお肉の塊のことです。
生ハム原木のあるお店では、生ハムが豚の脚ごと専用の台に固定されていて、
注文ごとにそれが薄くスライスして提供されます。
生ハムは量が少ない割に価格が高く、
スーパーやレストランでスライスされたものを購入しても、
たくさんは食べられないことが多いです。
そこで生ハム好きの間で一時期ブームになっていたのが、生ハム原木です。
生ハムとは豚の脚を塩漬け・乾燥・燻製させて作られていますが、
その脚が伐採された木のように見えることから生ハム原木と呼ばれています。
いつもなら薄い生ハムを数枚ずつしか食べられないところ、
生ハム原木を買えば、丸ごと脚一本分の生ハムが届き、
心行くまでで食べ尽くせるという非常に贅沢な品物なのです。
とはいえ、カットされていない、丸ごとの状態で購入するだけに、
実際に食べられるまでにはいくつの工程があります。
また、大人数でパーティでもしない限り1日で食べきれるわけではないので、
原木の保存にも十分注意する必要があります。
他にも、カットする専用の台や、
薄くスライスするための切れ味の良い包丁も必要になってきます。
初心者の方で、コストをなるべく抑えたい場合は、
これらの道具が生ハムとセットになっているものを選ぶと良いでしょう。
特に今は自粛生活でおうちご飯や宅飲みの機会が増えているかと思います。
この機に思い切って生ハム原木を購入し、家族や友人と
いつもと変わったスペシャルな食事を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
詳しい生ハムの処理や保存方法については、次回説明したいと思います。
気になる方はぜひチェックしてみてください!